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悪い夢のような後味の悪い夜
久しぶりに会った昔の知り合いと昔の話をする

喋ろうとして
鮮明だったはずの記憶が既にあやふやだと気づく
どちらが先に声をかえた?
どの出来事が先だった?
返事はYES?NO?
別れはどちらから?
始まりはどっち?
もう何もかも解らなくなってた
ぼんやりとシミのように残った想いだけが目に付く
はっきり思い出せないことに
ぼんやり忘れてしまったことに
居心地の悪さを感じて
奥歯で罪悪感を噛み砕いた
正解が解らないまま
糸を紡ぐように続く会話
私はただ彼と年賀状のやりとりがしたい
今年も元気でね、と
今年も幸せでね、と
ただそのやりとりがしたい
友達のまま我慢しとけばよかった
そしたら今も繋がっていれたのに
そんなことを思うけど
そもそも事実がはっきりしないから
その後悔が的を得ているかも解らない
取れないシミのように私の中に残っているのは
彼への想いと
初めて会った昼のこと
それから最後にあった夜のこと
よく一緒に行った山の上のこと
彼の家の間取り
いずれにしても細かいやりとりまでは思い出せない
もう過ぎてしまったことだ
好きだった
でも
とうの昔に終わってしまった
そんな昔話

あの時、ほんとはね、なんて

もったいぶって話すことすらできなかった
そんな後味の悪い夜
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